ふいに現れるガネ
ある日一人で大阪に行く用事があり朝4時出発高速道路を軽快に走ってました。
二人ではよく行っていたけど一人で運転して行くのはこの日が始めて。
毎回立ち寄るパーキングは決まっていた。
なんだけどこの日に限り一回も立ち寄った事のないパーキング「道口」に入った。爪切りも買いたかったし
とりあえずトイレに行こうと歩いてるとヒッチハイカーが【岡山市街】って画用紙に描いて座ってる。
乗せてあげたいけど私大阪行くしな〜って思いながら通りすぎた。
トイレから出ても氣になってヒッチハイカーを見てしまう。何となく視線を感じたのか本を読んでた彼がこちらをチラッと見た。。
「うーーーん。やっぱり今回はやめとこ。時間に遅れたらダメだし岡山市街って事は一回高速降りないといけないし…
うんやめとこ。。」と言い聞かし車へ戻って鍵を開けた瞬間後ろの座席を片付け出す私。
「いやいやいや乗せないから。今回は乗せない。」と言いながら手が勝手に片付ける…
結局乗せたのだ。しかも彼は大阪手前のパーキングまで行くと言う。
岡山通り越した(笑)
そして爪切りを買うのを忘れた…
道中色々話を聞いてるとびっくりする事が多かった。実家は東京15年戻ってない。華道家さんニューヨークで活躍してた。とか…
数ヶ月後広島で華道家としての仕事があるとか
めっちゃバックパッカーの彼Gとしておこう。このGは一体何者なの??
私個人の話をした時の返ってくる言葉が普通の人と違った。。私の考え方の何がダメなのかを分析して的確にアドバイスしてくれる。
本当何者??
自分神様??って何回も聞いてしまった。。
話が面白くてあっという間に大阪手前のパーキングに着いた。
私はお昼ご飯を奢ろうって思ってたから財布を持っておりた。
Gも奢ってもらう氣満々だった。
こーゆー所も珍しい人だなって感じた。
ご飯食べ終わり奢ってもらったからさっきの話の続き教えてあげるって私の考え方の何が間違えてるかを教えてくれた。
まーーはっきりものを言うからキツイ〜とも思ったけど…Gの言ってる事は間違いでは無かった。
車に乗せ。
ご飯を奢り。
説教される。
私が思ったのはこの人神様??
Gにも聞いた。自分神様なん?
Gはニヤッと笑った。
爪切りを借りて爪もスッキリ。
でもこの時はGがガネちゃんとは氣づかなかったんだよね〜